2013/11/02

健康食品の栄養表示基準が改定されていたようです

9月27日栄養表示基準が改定されたようです


今年の話題なので、もしかすると問題にも出るかもしれませんね。要チェックを!

概要は、現行制度はそのまま継続ですが、輸入品に対する緩和なのではないかと思いますが、以下のような表示も許可されるようになりました。

合理的な推定により得た栄養素の数値も、
以下のような数値の意味を記載すれば栄養表示可。
  • この表示地は目安です
  • 推定値です

栄養表示に関する詳細情報は、消費者庁のこちらのページをご覧ください
9月27日付けの「新旧対照表」と「栄養表示基準等の取扱いについて」に情報が掲載されています。


試験勉強を今から始める人のためにこれは押さえておこう!
という内容の問題を1ページにまとめました。ご活用ください。





人間に必要な5大栄養素について
試験問題とは関係ありませんが、ここで、人間に必要な5大栄養素について、見てみましょう。


  1. タンパク質

    主な働きは、「身体をつくる」こと。

    筋肉、内臓、皮膚、爪など、人体のいろいろな部分をつくるのに欠かせない栄養素で、主に「アミノ酸」からできています。

    体内では、1gあたり4kcalのエネルギーになります。

    魚介類、肉類、玉子、乳製品、豆類、穀類から得られます

  2. 脂質
    主な働きは、「エネルギー」になること。

    身体を動かすエネルギー源になり、神経組織、細胞膜、ホルモンなどをつくるのに欠かせない。

    体内では、1gあたり9kcalのエネルギーになります。

    植物油、バター、肉の脂などから得られます。

  3. 炭水化物

    主な働きは、「エネルギー」になること。

    糖質として消化吸収されるものと、食物繊維を含みます。脳や身体を動かすエネルギーになり、特に糖質は脂質に比べて燃焼が速いため、体内に吸収されるとすぐにエネルギーになる特徴があります。

    体内では、1gあたり4kcalのエネルギーになります。

    ご飯、パン、麺、芋、砂糖、果物などから得られます。

  4. ビタミン(これは栄養表示に含まれません)

    主な働きは、「身体の調子を整える」こと。

    13種類あり、はらたきがそれぞれ異なる。
    水溶性(水に溶ける)は、B1 B2 B6 B12 C ナイアシン パントテン酸 葉酸、ビオチン
    脂溶性(脂に溶ける)は、A D E K

    緑黄色野菜、果物、レバー、酵母などから得られます。
  5. ミネラル(この中の ナトリウム のみ栄養表示に含まれます

    主な働きは、「骨や歯をつくり、身体の調子を整える」こと。

    ミネラル(無機質)には、カルシウム、鉄、ナトリウム、塩素、鉄、銅、亜鉛などがあります。

    海藻、牛乳、小魚などから得られます。
食品表示に関係する栄養表示は、上記の「ビタミン」以外が関係していますね。
ビタミンに関しては、栄養表示から除外されてしまっていますが、他の栄養素との関係上欠かせない栄養素です。ビタミンに関してはビタミンCが食品として主に出回っておりますが、例えば、B1は炭水化物の代謝に、B2は脂質の代謝に必要です。
体内貯蔵が難しい栄養素でもあるため、摂取し続けなければならない大事な栄養素だと思います。

食品表示検定試験には関係ないとは思いますが、緑黄色野菜を最近食べていない人は、ビタミン類の摂取もお忘れなく。

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→ ビタミンは飲む点滴「甘酒」からどうぞ

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